【漢方でみる胃腸障害】
胃腸障害は色んな症状から起きます。
気(エネルギー)が足りない場合、内蔵機能が動かない状態や脾に湿が溜まっている状態、ストレスによる気滞(きたい)、胃に熱が溜まっている状態などが考えられます。
・脾気虚(ひききょ)は、食欲不振、下痢、吐き気、ゲップ、疲れやすい、食後眠くなる
・脾に湿が溜まる状態は、食欲不振、嘔吐、下痢が考えられます。
・気滞はお腹が張る、ゲップ、オナラ、下痢、便秘などがあります。
・胃に熱が溜まっている状態は、胃の灼熱感
過食、吐気や嘔吐、ゲップ、口の渇き、口臭、歯肉の腫れや化膿、胸やけ、胃痛、便秘などがあります。
【漢方で見るIBD(炎症性腸疾患)】
IBDは気滞で見ることが多いです。
炎症を起こしているので清熱解毒が必要になります。出血が起きることが多いので血虚(けっきょ)や気虚(ききょ)も考えないといけません。
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