【漢方でみる鼻炎・花粉症】
鼻炎や花粉症などの症状は、体内の水分バランスが崩れている「水滞(すいたい)」の状態が原因と考えられています。
【漢方でみる副鼻腔炎】
副鼻腔炎の症状は代表的な状態は2つです。
1つ目は肺熱(はいねつ)です。肺は五臓の一つで、呼吸・水分代謝・体温調節などの機能を有しています。その肺に熱がたまるとこの証になり、鼻づまりが発生します。副鼻腔炎にみられやすい状態です。
2つ目は水飲(すいいん)です。水飲は体内の過剰な水分や湿気の一種で、飲食の不摂生や疲労、慢性的な体調不良などにより、この証になります。この水飲が上昇して鼻腔内の粘膜に集まり、鼻粘膜が腫れると鼻づまりになります。
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