1 心臓病 | 2 循環器の病気 | 3 肝臓・膵臓・腎臓の病気 | 4 呼吸器系の病気 |
5 胃腸の病気 | 6 泌尿器の病気 | 7 血液の病気 | 8 女性の病気 |
9 髪の病気 | 10 口・耳・鼻・目の病気 | 11 精神の病気 | 12 皮膚の病気 |
13 その他の病気 |


12 皮膚の病気

  • ニキビ

  • 水虫

  • アレルギー疾患(アトピー・喘息・鼻炎) 

  • 漢方で美肌(1)乾燥肌


    ニキビについて

    【ニキビはどうしてなるの?】
    ニキビは皮脂が毛穴にたまり、そこに菌が感染して化膿し、炎症を起こすものです。

    多くは性ホルモンの働きが活発になって、皮脂の分泌も盛んになる思春期に発症します。
    また、肝機能の低下、便秘などもニキビができやすくなります。

    できる部位は、皮脂腺の多い、顔面や背中、首などに多発します。

    【ニキビの治療は?】
    軽症のものなら、洗顔、イオウローション、抗生物質などを使えば大抵は改善します。ここまでが、みなさんがよく通う皮膚科の領域です。

    皮膚科のニキビ治療は、表面の殺菌消毒治療であるため、化膿がひいても、結局は再発するのです。
    一時的なニキビでしたらそれでかまいませんが、繰り返してできる方にはなんの解決にもなっていません。

    漢方は上記の軽症を含め、ニキビ体質を根本から改善します。ですから、消毒をしなくてもニキビ自体が出てこなくなります。

    さらに、黒ずんだニキビ跡を白くする働きも漢方薬にはありますから、まさに一石二鳥です。


    水虫 ! 完全消滅への道!

    水虫の原因菌は、不潔な所に生えるカビの一種で、暑い時に活発になり、涼しくなる秋におとなしくなります。

    水虫にならない一番の方法は、足を清潔にしておくことです。
    お風呂に入ったら、足をゴシゴシきれいに洗いましょう。
    きれいな所には、水虫の菌は生息できません。

    塗り薬をつけて、完全に治ってしまった方は別として、毎年繰り返し水虫に悩ませれている方は、もう塗り薬ではだめなのです。

    足をきれいにし、塗り薬をつけても水虫が治らない方は、身体の表面ではなく、内側に原因があります。
    身体の中に、水虫の菌が繁殖する原因があるのです。

    それはズバリ、血液の汚れと、水分代謝不良などが大きな原因です。汚れたところに菌は繁殖します。身体の中からキレイになれば、水虫は治ります。菌の住む場所がなくなるからです。

    ここで治療のポイントがあります。

    涼しくなると、水虫は静かになりますから、治ったと錯覚してしまいます。しかし、潜伏しているだけですので油断大敵です。

    水虫を完全に撃退するには、治療を半年は継続しなければなりません。これが重要ポイントです。

    元気堂では、水虫の治療として、 リピートNo.1 の 塗り薬「ハイシャロン」をつけてもらいながら 体質改善の漢方薬を服用してもらっています。

    何年間も水虫と戦う時間と労力を考えれば、集中して治した方が、明らかに近道です。

    毎年水虫に困っている方は、ぜひ身体の中からキレイなり、 しつこい水虫を撃退しましょう。


    アレルギー疾患(アトピー・喘息・鼻炎)

    アレルギー疾患は、例えばほこりや花粉を吸ったりカニ・エビ・鶏卵、牛肉、魚などを食した場合症状が起こることがよくありますが、単に食事制限ばかりに気をとられてもこの病気はよくなりません。

    そもそも、アレルギー疾患は体質的要因によるもので普段からの食生活や過度に衛生化された環境、不規則な生活、タバコなどの生活習慣が原因ともされており、また両親からアレルギー体質を受け継いでいることも多く、難治とされています。

    花粉症の場合、CMでもありましたが、花粉がつくことで炎症を起こす”カギ穴”を先回りして埋めてしまえば炎症は起こさないということがわかり新薬が開発されました。しかしながら、例えこの薬がよく効いたとしても、当然、花粉症が自然に治らない限り一生この薬を飲むことになります。

    東洋医学の場合は、よく「病気を根本から治す」と表現されたりもしますが、ここでいう”カギ穴を何らかによって埋める”のではなく、花粉に対して強い身体をつくることを考えます。つまり体質の改善です。

    難治と言われることの多いアレルギー疾患においても、漢方が有効といえるのは、漢方による体質改善が可能だからです。また小児の場合、母親が過保護であったり両親が共に働いていて親子の接する機会が少ないことが大きな要因になっている場合もあり、アレルギーの体質改善と同時に精神の安定をはかる漢方を配合することもあります。

    病院処方でなかなか症状が良くならない方、一度漢方専門薬局へ 相談されてみてはいかがでしょうか。


    漢方で美肌 (1)乾燥肌

    漢方では肌の状態は体の内部からのサインと考えます。
    乾燥肌、にきび肌、しみ、しわ、いぼ、湿疹、かゆみなど気になる症状がある場合はご自分の体の様子をチェックしてみましょう。

    1)漢方で乾燥肌対策
    肌の乾燥が進んでいれば、体の潤いや栄養不足、血液の循環の悪さなどが考えられます。
    また、体全体のエネルギーが不足していても肌の乾燥症状は現れます。
    肌が乾燥傾向にある方は他にも手足が冷たい、胃もたれしやすい、食欲がない、髪が痛みやすい、つめが割れやすい、疲れやすいなどの症状が出ることがあります。

    乾燥肌に潤いを取り戻すには、食事、睡眠、運動に気をつけて規則正しい生活を送るように心がけ、症状改善作用のある漢方薬を試してみてはいかがでしょうか?